韓国の8強敗退はトットナムに朗報? ソン・フンミン復帰に英メディア「ブーストになる」

アジアカップでチームを離れている韓国代表のFWソン・フンミン【写真:Getty Images】
アジアカップでチームを離れている韓国代表のFWソン・フンミン【写真:Getty Images】

カタールに敗れて59年ぶりのアジア杯優勝逃す ソン・フンミン「失望している」

 韓国代表は現地時間25日、UAEで開催されているアジアカップの準々決勝でカタールに0-1で敗れ、1960年大会以来となる同大会制覇をまたしても逃した。この結果に打ちひしがれているのはエースであり、キャプテンも務めるFWソン・フンミン(トットナム)だ。英公共放送「BBC」は、ソン・フンミンの悔恨のコメントを紹介する一方で、所属クラブであるトットナムにとっては“朗報”であることを伝えている。

 今大会、ソン・フンミンはイングランド特有の過密日程での戦いを経て、グループリーグ第3戦の中国戦(2-0)から韓国代表に合流。トップ下の位置でチャンスメークからシュートまで、幅広い役割を見せ、FWファン・ウィジョ(ガンバ大阪)らと攻撃を牽引した。しかしカタール戦では得意のターンからシュートチャンスを迎えながらもゴールを決めきれず。チームも後半33分に浴びたミドルシュートで先制を許すと、そのままタイムアップの笛を聞いた。

「僕たちに対して、とても大きな期待を寄せていた人々が多かったことを知っている。最大限の力を発揮できなかった自分自身に失望しているよ」

 試合終了後、ソン・フンミンはこのように語った。随所に存在感を見せた一方で3試合ノーゴールに終わった責任を背負うとともに、「ただ僕たちが覚えておかなければならないのは、アジアで簡単に勝てるチームはないということだ」と、初めてアジアカップで4強に勝ち進んだカタールを含め、アジア全体のレベルが上がっていることについても触れている。

>>【PR】UEFAチャンピオンズリーグ&ヨーロッパリーグの「大会情報・日程・視聴方法」をチェック!

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング