故障者続出のバルサにさらなる悲報 今度はイニエスタが右太もも負傷で全治3週間

野戦病院と化したカタルーニャの雄

 王者バルセロナは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシをはじめ、負傷者続出で野戦病院と化している。そして、またしても主力選手の離脱が明らかになった。29日のUEFAチャンピオンズリーグ1次リーグのレバークーゼン戦で2-1で逆転勝利を飾ったが、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは後半15分にDFジョルディ・アルバと交代でピッチを去った。その後、チームは右太もも裏の故障で全治3週間となる診断結果を公表した。
 昨季3冠を達成した王者だが、今季は故障者に苦しんでいる。エースのメッシは26日のラス・パルマス戦で左膝靭帯を損傷。全治7週間の離脱と報じられている。ブラジル代表MFラフィーニャはCLローマ戦で相手MFナインゴランの背後からのタックルで右膝前十字靭帯断裂。今季絶望の可能性が浮上している。
 GKクラウディオ・ブラーボ、DFトマス・フェルメーレン、アドリアーノも故障離脱中。来年1月までFIFAから補強禁止処分を受けているバルサは今夏の移籍市場でトルコ代表MFアルダ・トゥランらを獲得したが、1月まで選手登録できない状況にある。そんな中、不動の司令塔が離脱することが確定し、ルイス・エンリケ監督にとっても苦しい采配が続きそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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