ジェノア戦出番なしの本田スタメン奪回に追い風!? トップ下のライバルは及第点以下

伊メディア退場ロマニョーリらDF陣に厳しい評価

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、27日の敵地でジェノアと対戦して0-1で敗れた。試合後、ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」では、選手の採点を公開。本田の代わりにトップ下で先発出場したMFジャコモ・ボナベントゥーラには及第点以下の厳しい評価を与え、退場処分を受けたDFアレッシオ・ロマニョーリなどの守備陣には軒並み低い評価が並んだ。
 前半42分で2枚のイエローカードを受けて退場処分となったロマニョーリには、チームワーストの4.5点が与えられた。
 「(退場となった)ディエゴ・カペルへのファウルは、無用なものだった。もっと自分自身を管理できるようにならなければならない」と厳しく評価された。また、その退場となるファウルの引き金となる軽率なパスミスを犯したDFクリスティアン・サパタにも5点と低評価。「フィードが不安定で、相手の攻撃への対応が遅い。カペルへ渡してしまったパスミスは、悲惨な結果を招いた」と、両センターバックが酷評されている。
 一方で、本田に代わってトップ下に入ったMFジャコモ・ボナベントゥーラの評価も厳しいものになった。
「5点。11分に敵陣に入り込むプレーがあっただけ。トップ下の位置では、彼が望むスペースを見つけることができていなかった」
 本田のプレーぶりを酷評する一方で、待望論の多かったボナベントゥーラのトップ下起用だが、ジェノア戦では存在感を放つことなくゲームの中に埋没した。その期待に反して、採点と寸評はいずれも及第点以下と批判されている。

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