クロップ監督、バルセロナで不遇のコウチーニョ復帰否定 「そんな話はどこにもない」
2022年まで長期契約を結ぶドイツ人指揮官は、リーグ首位を走る今季の戦いに集中
ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、2018年1月の移籍市場でリバプールからバルセロナへ移籍した。しかし、新天地ではリバプールで背番号10を付けていた当時の輝きを放てず、定位置を確保できていない。一部ではリバプールはコウチーニョを買い戻すべきではないかという主張が浮上しているが、ユルゲン・クロップ監督は「そんな話はない」と噂を一蹴した。英地元紙「リバプール・エコー」が伝えている。
昨年1月に移籍金1億4000万ユーロ(約175億円)でバルセロナに加入したコウチーニョだが、その価値を示すことはできていない。今では、ブラジル代表FWネイマールをパリ・サンジェルマン(PSG)から買い戻すために放出するのではないかという噂も出ている状況だ。
リーグ戦の先発出場が10試合にとどまっているコウチーニョにとっては、1年前までプレーしていたリバプールは理想的な移籍先だろう。英紙「エクスプレス」が行った「コウチーニョはどこに行くべきか?」というアンケートでは、「リバプール」に54%もの票が集まった。
こうした状況を受け、現地メディアはリバプールのクロップ監督にコウチーニョの復帰の可能性を直撃。しかし、クロップ監督は「すべてが上手くいっている」と、バルセロナに移籍したコウチーニョに問題がないことを強調し、移籍が噂されることに不快感を示した。
page1 page2