ドルトムントの韋駄天男オーバメヤンが開幕6試合連続ゴール! 堂々のブンデス記録を樹立

ホッヘンハイム戦の同点弾でチームの敗戦危機を救う

 ドルトムントのガボン代表FWのピエール=エメリク・オーバメヤンが23日のホッヘンハイム戦でブンデスリーガ史上初となる開幕6試合連続ゴール記録を樹立した。1-1の引き分けに終わった試合で、貴重な同点弾を決めて勝ち点1獲得に貢献した。
 前半から優勢にゲームを進めたドルトムントだったが、同42分に先制点を奪われ、相手を追いかける展開となった。しかし、後半10分に開幕5試合で6得点と絶好調の男がチームを救った。主将のフンメルスからのロングボールを受けたMFカストロがつないだボールを、ガボン代表の快速ストライカーが押し込み、同点に追いついた。
 オーバメヤンといえば、圧倒的なスピードが武器。40メートルのラップタイムでは、男子100メートル走王者で世界最速男のウサイン・ボルトをも凌しのぐと称される。その韋駄天は、元来サイドを主戦場としてきたが、昨季ユルゲン・クロップ前監督から継続的にワントップ起用された。すると、昨季はリーグ3位タイの16得点を挙げて覚醒。今季はより一層得点力に磨きがかかり、開幕6試合で7得点と序盤から量産体制に入っている。ブンデスリーガ公式サイトによると、開幕6戦連続ゴールはリーグ史上初の偉業だ。

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