レアル主将ラモス、“疑惑の判定”に怒り心頭 「選手は罰せられるんだから、審判も…」
1点ビハインドのなか、後半20分にヴィニシウスがエリア内で倒されるもPKは得られず
レアル・マドリードは現地時間6日のリーガ・エスパニョーラ第18節レアル・ソシエダ戦で0-2と敗れた。主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、この一戦で物議を醸している“得られなかったPK”と、スペイン代表MFルーカス・バスケスが退場になったことについて、怒りを露わにした。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
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レアルは前半3分、ブラジル代表MFカゼミーロがペナルティーエリア内でファウルを犯してPKを献上。これをFWウィリアン・ホセに決められて先制を許すなど、開始早々からリズムに乗れない。その後はレアルが押す展開になるが、同点ゴールが決められないまま、後半16分にはバスケスが退場して1人少ない状況で劣勢を強いられた。
レアルの不満がピークに達したのは、後半20分だった。突破を図ったブラジルU-20代表FWヴィニシウス・ジュニオールがゴール前に侵入すると、ソシエダGKヘロニモ・ルジの手が引っかかって倒されたかのように見えた。しかし、主審のホイッスルは鳴らず、PKを得られなかった。そして同38分、ソシエダMFルーベン・バルドの追加点によって大勢は決した。
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が使用されずPKを与えられなかったことについて、ラモスは「審判は様々な場面で大きな役割を担っている。VARを支持しているが、もっと改善される必要がある。(今日)我々が見たのはスキャンダルを引き起こすような不祥事だ」と語り、審判に対する怒りを露わにした。