「こんなヤツがいっぱいおるんや」 トゥールーズDF昌子、仏挑戦を決断させた存在は?
4日に2022年まで正式契約 自分の感覚を大事にすべく、サッカーの助言はもらわず
日本代表DF昌子源は現地時間4日、フランス1部トゥールーズと2022年まで正式契約を結び、鹿島アントラーズ時代と同じ背番号「3」をつけることが決まった。クラブ公式サイトは6日、加入後初のインタビューを公開。「身体能力が凄いFWがいるとは知っている」と、リーグ・アンに関する印象を語っている。
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昌子はプロ8年目の2018年、ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーに選出。グループリーグ第3戦のポーランド戦(0-1)を除き、センターバックのレギュラーとして3試合にフル出場した。Jリーグ再開後に左足の負傷で約3カ月の長期離脱を強いられたが、AFCチャンピオンズリーグでは念願の初優勝を果たし、FIFAクラブW杯でも世界4位に入ってシーズンを終えた。
昨年12月29日、かねてから噂されていたフランス1部トゥールーズへの移籍がクラブ間合意。昌子はクラブを通じ、「内田選手、遠藤選手には背中を押してもらい、その中でも小笠原キャプテンに相談をした時、『お前が活躍して勝ち取ったオファーだろ!誰になんて言われようと、行きたいなら迷わず行け!!』と言われ、この言葉で勝負しようと決めました」と決断の理由を明かしていた。
そして昌子は1月2日に渡仏。4日にクラブ史上初の日本人プレーヤーとして、2022年までの正式契約を結んだ。6日にクラブ公式サイトで公開された初インタビューでは、移籍に際しての思いを明かしている。
「サッカー面ではアドバイスは聞かなかった。自分でつかんでいこうと思っていたので」
生活面では事前に情報収集を行ったのに対し、ことサッカーに関しては現場での感覚を大事にすべく、アドバイスはもらわなかったという。アフリカ系の選手が多く在籍するリーグ・アンについて「身体能力が凄いFWがいるとは知っている」と語った昌子だが、これまで対戦した相手のなかに刺激を受けた選手がいた。