ファーガソン衝撃の暴露 自身の正統後継者はモイーズではなかった!?

ペップとの密会が発覚

 マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン元監督は、デイビッド・モイーズ前監督ではなく、バイエルン・ミュンヘンの名将ペップ・グアルディオラ氏を後継者として招聘(しょうへい)しようとしていたことが分かった。自著「LEADING」が22日に出版され、その本の中で明かされた。
 就任から1年足らずで解任されたモイーズ監督は、偉大なるサーの正当後継者ではなかったことが明らかになった。ファーガソン監督は、自身の偉大なキャリアをリーグ優勝で幕引きすると、2012年シーズン開幕前にグアルディオラ氏とひそかに面会したという。
「私は2012年にニューヨークでペップ・グアルディオラと夕食を共にした。この時点で、私の引退はテーマではなかったので、直接提案をすることができなかった。彼はすでにバルセロナで手にできる栄冠の数々を手にしていた。そして、私も彼を高く評価していた。他のクラブの監督の仕事を引き受ける前に電話をしてほしいと頼んだ。だが、彼はそうしなかった。2013年7月にバイエルン・ミュンヘンに加わることになってしまった」
 名将は後継者選出に関する心の傷を自著でこうつづった。ペップは当時バルセロナの監督を退任し、1年間の休養をスタートさせた直後だった。ファーガソン氏の要請にもかかわらず、グアルディオラ氏は翌シーズンにドイツの名門を率いることを決断した。

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