クロップらも後継候補に

　グアルディオラ監督以外にも、ドルトムントのユルゲン・クロップ前監督、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ前監督、現在ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督を後継者としてリストアップしたが、ファーガソン監督退任時にはいずれも他のチームを率いていたために、指名を諦めざるを得なかった。
　消去法で成立した格好となったモイーズ政権だが、ファーガソン氏は助力を惜しまなかったという。名将は「私はデイビッドとユナイテッドに勝ってほしかった。現在のルイス・ファン・ハールと同じようにだ」と、振り返っている。
　
　もしも、グアルディオラ政権がマンチェスターに誕生していたら、ドルトムントで今季完全復活の活躍を見せているMF香川真司はどのような運命をたどったのだろうか。もしも、クロップ招聘に成功していたら。フットボールファンのさまざまな想像をかきたてるサーの暴露は大きな話題を呼びそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images