元オランダ代表FWファン・ペルシー、華麗な“回転式股抜き”に反響　「衝撃が走った」

KNVB杯16強ユトレヒトとの第1戦、マーカーを翻弄する鮮やかなテクニックを披露

　オランダ1部フェイエノールトは現地時間19日、KNVBカップ16強第1戦でユトレヒトに1-0で勝利した。主将の元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーは後半37分までプレーして白星に貢献したが、試合中に見せた美技が地元メディアで注目を浴び、「衝撃が走った」「まるでゲーム」との声が上がっている。

　リーグ戦で首位PSVから勝ち点10差の3位につけるフェイエノールト。カップ戦16強ではリーグ4位ユトレヒトとの対戦となった。前半27分にオランダ代表MFトニー・ヴィリェナのゴールで先制後は膠着状態が続いたが、35歳のベテランがテクニックで魅せた。

　後半6分、中盤で縦パスを受けようとした際、ユトレヒトの選手が猛然とプレッシャーをかけに来た。するとファン・ペルシーは、相手に背を向けてボールとの間に体を入れ、左足の足裏を使ってボールをチップ。マーカーの股下を抜くと、360度回転して相手の後ろ側を通り、完璧に翻弄してみせた。

　衛星放送「FOXスポーツ」オランダ版は、公式インスタグラムとツイッターで「股を通すには！」と技が決まる瞬間の動画を公開。投稿のコメント欄には「まるでゲーム」「まだスキルは健在だ」「衝撃が走った」「狙っては凄い」といった驚きの声が上がった。

　アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドと長年プレミアリーグの名門でプレーしたファン・ペルシーは、トルコを経て、昨季途中から母国オランダに復帰。リーグ戦でも12試合7得点をマークしており、35歳の年齢を感じさせない活躍を見せている。

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