横浜FM監督、母国Aリーグに改革の必要性訴える 「日本人は常に向上したいと…」

横浜F・マリノスのポステコグルー監督【写真:荒川祐史】
横浜F・マリノスのポステコグルー監督【写真:荒川祐史】

オーストラリア国籍のポステコグルー監督が、日本と豪州のリーグを比較

 元オーストラリア代表監督で、現在は横浜F・マリノスを率いているアンジェ・ポステコグルー監督は、Jリーグでの最初のシーズンを終えて、オーストラリアへ帰国した。現地での取材に応じたポステコグルー監督は、Jリーグには多くのヒントがあると母国メディアに語っている。豪メディア「FTBL」が、53歳の監督のコメントを伝えている。

 オーストラリアのクラブは、ヨーロッパや南米から外国籍選手を補強することを好む傾向にある。かつて元日本代表MF小野伸二(現・北海道コンサドーレ札幌)がウェスタン・シドニー・ワンダラーズで活躍しても、今季からメルボルン・ビクトリーで元日本代表MF本田圭佑が活躍しても、その趣向は変わっていない。

 オーストラリアサッカー連盟(FFA)は2017年から、自国のリーグであるAリーグに、従来の外国籍選手枠「4」に加え、アジア枠「1」を設けることにした。しかし、Aリーグの強化、そして発展を目的にしたこの施策が、機能しているとは言いにくい状況だ。実際に18-19シーズン、Aリーグで新たにプレーしているアジア人選手は、本田だけとなっている。

 今季の横浜FMは、12勝5分17敗という成績を残し、12位でシーズンを終えた。それでもシティ・フットボール・グループ(CFG)が株を所有していることもあり、オーストラリアでは同国のクラブと日本のクラブには、設備面で差があると考えられている。これに関して、ポステコグルー監督は、きっぱりと否定した。

「正直なところ、両国のクラブに設備面でそれほど大きな差はない。CFGが保有している株は20%であり、クラブは設備面での向上を目指しているところだ。日本の中でも、決してビッグクラブではない。でも、それは問題ないんだ。それは承知していたことだし、設備を発展させることも、現在取り組んでいるチャレンジの一つだ。日本は良い。素晴らしい。私は(日本で)とても楽しんでいるよ」

 設備面ではオーストラリアと日本に、大きな違いはないと語ったポステコグルー監督。彼が、両国のリーグで最も違いを感じたのは、近隣の国とのつながりだったという。

「日本はアジアで勝てなかった時期、すぐに海外の指導者や近隣の国から学ぶ体制を作り、自分たちのプレーを向上させていった。12カ月、日本で暮らして、彼らは常に向上したいと考えていることを強く感じたよ」

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