ザンクトパウリ宮市、ダイナミックなプレー復活に監督が太鼓判 「リョウは獣だ」

(左から)ザンクトパウリFW宮市、カウチンスキ監督【写真:Getty Images】
(左から)ザンクトパウリFW宮市、カウチンスキ監督【写真:Getty Images】

グロイター・フュルト戦で約3カ月ぶりとなる今季2点目を挙げて勝利に貢献

 ドイツ2部ザンクトパウリの元日本代表FW宮市亮は、現地時間15日のリーグ第17節グロイター・フュルト戦で今季2点目となるダイビングヘッド弾を決め、2-0の勝利に貢献した。前日に26歳の誕生日を迎えていただけに、自身への“最高のプレゼント”となったが、マークス・カウチンスキ監督も「リョウは獣だ」とダイナミックなプレーに太鼓判を押している。ドイツ地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」が報じた。

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 3試合連続スタメンの宮市は4-2-3-1の右サイドハーフで出場すると、ザンクトパウリは前半21分にドイツ人DFフロリアン・カルステンがセットプレーのこぼれ球を押し込んで先制。1点リードで前半を折り返し、迎えた後半24分だった。

 左サイドをノルウェー代表MFマッツ・デーリが個人技で崩し、中央へクロス。これに宮市がファーサイドから飛び込んでダイビングヘッドで合わせ、ワンバウンドしたボールは勢いよくゴール左隅に突き刺さった。相手GKは一歩も動けず、失点後に仰向けに倒れて悔しさを滲ませるほどの一撃。ザンクトパウリ公式ツイッターは「69分:ミヤイチが頭で芸術作品を完成させた」とテキスト速報で称賛していた。

 グロイター・フュルト戦前日となる12月14日は宮市の26歳の誕生日。ドイツ紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」は、「ザンクトパウリ リョウ・ミヤイチが最高のプレゼントを贈る」と見出しを打ち、自ら誕生日を祝うことなったことを伝えている。宮市自身も、「とても嬉しい。完璧な一日だ」と話したという。

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