香川のアジア杯落選が「メンバー発表のハイライト」 豪州コメンテーターも驚き
日本代表のアジア杯メンバー発表 森保体制未招集の香川は選外に
日本サッカー協会は12日、来年1月にUAEで開催されるアジアカップに臨む日本代表メンバーを発表した。森保一監督はドルトムントで出場機会を得られていないMF香川真司の招集を見送る決断を下したが、衛星放送「FOXスポーツ」オーストラリア版のコメンテーターを務めるブレントン・スピード氏は、香川落選を最大の注目点としている。
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森保監督は今年9月からの新体制で中心選手となっていたMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)らを順当に選出した一方で、ここまで未招集となっていた香川は今回も見送られることになった。
今年6月に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)では、日本の中核としてチームのベスト16進出に大きく貢献した香川だが、ドルトムントで今季リーグ戦わずか2試合の出場にとどまるなど、苦境のシーズンを過ごすことが響いた格好となった。
日本代表メンバーの発表後、スピード氏は自身の公式ツイッターで「アジア杯に向けた日本のメンバーが発表された。香川は不在。彼の失墜がメンバー発表のハイライトだった」と投稿している。また、別の投稿では「本田は実質、W杯後代表から身を引いている状況にあるが、香川は長い間、フォームを取り戻せずにいる」と指摘している。
香川は2015年にオーストラリアで開催された前回大会の準々決勝UAE戦でPKを外し、敗退を喫する悔しい思いをしていた。今回の未招集は、本人にとっては残念な結果となったが、今冬の移籍が取り沙汰されていることもあり、代表復帰するためにまずは試合出場数を重ねることにあるのは間違いないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)