香川、岡崎の2ゴール競演でハリルジャパンがアフガニスタン戦6-0快勝

本田、岡崎、香川が13年コンフェデ杯以来そろい踏み弾

 日本代表は8日、イラン首都テヘランでロシアワールドカップのアジア二次予選アフガニスタン戦に臨み、MF香川真司(ドルトムント)と岡崎慎司(レスター)の1試合2得点の活躍などで6-0で快勝。2勝1分けで勝ち点7と伸ばした。
 ここまでの2戦を1勝1分の勝ち点4で迎えたこバヒド・ハリルホジッチ監督は前回のカンボジア戦に続き海外組8人をスタメンのピッチに送り込んだ。唯一の変更は、武藤(マインツ)に代わり、原口(ヘルタ・ベルリン)をスタメン起用。本田(ACミラン)、岡崎、香川とともに攻撃陣を構成した。
 開始1分、日本はチャンスを迎えた。香川のコーナーキックが流れたところを森重が頭で合わせたが、GKの正面に飛んだ。圧倒的にゲームを制圧する日本は7分に決定機を迎える。左サイドから長友(インテル)が上げたクロスを本田が頭で落とすと、走り込んできた長谷部(フランクフルト)が胸トラップからボレーシュート。しかし、これを大きく外した
 そして10分、日本の背番号「10」が試合を動かす。左サイドから原口がドリブルでカットインして香川にパスを渡すと、香川はリターンを狙って走り込む原口をおとりにして反転。そのまま右足を振り抜くと、鮮やかなミドル弾がゴール左に決まった。ここ2試合、攻めながら得点を奪いきれない時間が長かったハリルジャパンだが、この日は開始10分で先制に成功した。香川にとってはカンボジア戦に続く代表通算22ゴール目となり、中山雅史氏を抜き日本歴代単独10位となった。
 前半34分、待望の追加点を挙げた。コーナーキックからの二次攻撃で、長友がゴール前に入れたボールを森重がヘディングシュート。GKに弾かれたボールを本田が折り返すと、再び森重が押し込んで2-0とした。

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