レアルGKナバス、“クルトワの控え”に不満 プレミアをターゲットに移籍を画策か
ソラーリ体制に代わり、クルトワ一本の起用 レガネスからルニンを呼び戻すプランも
レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラでサンティアゴ・ソラーリ監督になって徐々にチーム状態が上がりつつあるが、スペイン紙「AS」によると、一人の選手に不満が溜まっているようだ。それはコスタリカ代表GKケイラー・ナバスだ。その理由はやはり、ベルギー代表GKティボー・クルトワとのレギュラー争いに序列がついてしまったことにある。
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今季、レアルのGK事情には開幕前から大いに注目が集まっていた。それは剛腕フロレンティーノ・ぺレス会長がロシア・ワールドカップ(W杯)で活躍したクルトワを獲得したからだ。
以前から失点がかさむレアルのなかでナバスが批判を受けることが多く、守護神の補強を図ったわけだが、フレン・ロペテギ前監督はクルトワとナバスの併用を宣言してきた。実際にローテーションで起用していたものの、ターニングポイントはそのロペテギ前監督の解任劇だった。
ソラーリ監督になってからGKの序列は明確になった。クルトワが明確に正GKとして起用されることになり、ナバスが控えに。それとともにナバスの心証を悪くしてるのは、今後の第2GKに対するレアルの考え方だ。来季、クラブはレガネスにレンタル移籍しているウクライナ人GKアンドリー・ルニンを呼び戻すプランを持っている点だ。
これらを含めてナバスの不満は限界に達していると見ている同紙は、来夏にもイングランドをターゲットに移籍へと動くのではないかと見ている。ピッチに一人しか立てないGKというポジション。それだけにクルトワとナバスの両雄がともに活躍する、という青写真はやはり机上の空論に終わりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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