梅崎が古巣戦で独走弾! 湘南が浦和に2-1勝利、J1残留に向けて貴重な勝ち点3獲得

湘南FW菊地が2点目でリード拡大、浦和FW興梠が巧みな反転シュートで1点返すも…

 後半に入ると11分、意外な形で湘南に追加点が生まれた。浦和が自陣でのFKを素早く始めると、ボールを受けようとした長澤の走るコースに松尾一レフェリーが入り込んでしまって接触。このボールを拾った湘南が素早くFW菊地俊介に展開して2点目を奪ってリードを広げた。

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 浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督は同20分に武富に代えてオーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトを入れて前線の構成を1トップ・2シャドーに変更。すると、同32分にゴール前でショートパスを受けたFW興梠慎三が巧みな反転から左足シュートを決めて1点を返した。

 さらに浦和は腰を痛めて長期離脱していた元スロベニア代表FWズラタンをリーグ戦では3月以来の復帰となるピッチに送り込み、残り時間も猛攻を仕掛けた。しかし、J1残留に向けての執念を見せる湘南が1点差を守り切り、貴重な勝利を挙げた。

 湘南は来週の最終節で名古屋グランパスと残留を掛けて直接対決に臨む。一方の浦和は3位の可能性が消滅し、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得は準決勝まで勝ち残っている天皇杯に懸けることになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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