ユベントスが開幕12戦無敗 マンジュキッチ、C・ロナウドのゴールでミランを圧倒
前半8分にマンジュキッチが先制点を奪取 ミランはイグアインがまさかのPK失敗
セリエAのビッグマッチ、王者ユベントスと名門ACミランの対戦は、敵地に乗り込んだユベントスが元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで2-0と完勝。ミランはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインがPK失敗したうえに退場処分になる散々なプレーに終わった。
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立ち上がりからユベントスの中盤を警戒してか、中央に寄せる守備を選択したミランだったが、その守備体形をあざ笑うかのようなゴールが前半8分に決まった。左サイドでブラジル代表DFアレックス・サンドロがボールを持つと、選択したのはシンプルなクロス。これをファーサイドでマンジュキッチは、スイス代表DFリカルド・ロドリゲス相手にまさに上から叩くという表現がぴったりのヘディングシュート。あっさりとユベントスが先制に成功した。
その後もユベントスが主導権を握る展開だったが、ミランは一瞬の輝きを見せた。前半38分、自陣ペナルティーエリア内でボールをカットしたところからロングカウンターを発動。スペイン代表FWスソが長い距離をドリブルで持ち運び、右サイドからのラストパスはイグアインへ。これをカットしに入ったモロッコ代表DFメディ・ベナティアの手にボールが当たり、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)での確認を経てミランにPKが与えられた。
しかし、ここでキッカーのイグアインはゴール左下へのシュートを選択したものの、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーにコースを読まれ、わずかに触ったボールがゴールポストに当たって外へ。痛恨のPK失敗でユベントスが1点リードして前半を終えた。