ロナウドに追加点を奪われ、終盤にはイグアインが抗議を続けて退場処分

　後半に入っても主導権を握ったのはユベントスで、ミランはチャンスらしいチャンスを作ることができなかった。そうした中で後半36分、左右に揺さぶった攻撃からユベントスは右サイドバックのポルトガル代表DFジョアン・カンセロが角度のないところから思い切ってシュート。これをミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが弾いたところをロナウドが蹴り込んで2-0とした。

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　さらにミランは後半38分、中盤でポストプレーをしようとしたイグアインがベナティアに対するファウルと判定されると激昂。まずは異議により警告が出されたが、さらにジェスチャーを交えて強い言葉を掛け続けてレッドカードが提示され、ピッチを去ることになった。

　結局、このままユベントスが完勝と言える内容で2-0の勝利を収め、ミッドウィークにUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の試合でマンチェスター・ユナイテッドにラスト5分での逆転負けを喫した流れを払拭。リーグ戦では開幕から無敗の11勝1分とした。