過信するな、満足するな――日本代表監督が力説 東京五輪世代に求める“2大ポイント”

「伊藤達哉に関しては、A代表での経験をUAE遠征で発揮してもらいたい」と期待を込めた【写真:Getty Images】
「伊藤達哉に関しては、A代表での経験をUAE遠征で発揮してもらいたい」と期待を込めた【写真:Getty Images】

A代表からの伝道師役に指名したのは? 「その経験をUAE遠征で発揮してもらいたい」

 その一方で、森保監督がA代表からの“伝道師”として指名したのが、9月シリーズで代表初招集となったMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)だ。指揮官は「A代表を経験した選手がアンダー世代の活動に入ることでも、東京五輪世代の選手に刺激を受けてもらいたい」と意図を語り、「伊藤達哉に関しては、その経験をUAE遠征で発揮してもらいたい」と期待を込めた。

「U-21の活動としては直近のアジア大会で準優勝できたこと。そこには自信を持ってほしいと思うが、自信が過信にならないように、もっともっと高めていくこと。アンダー世代で満足するのではなく、A代表で活動しながら東京五輪に出ていくという強い気持ちを持ってもらいたい」

 過信するな、満足するな――。U-21代表世代に向けた、森保監督からのシンプルながら力強いメッセージだ。2020年の東京五輪を見据えたチーム作りを着々と進めながら、A代表の強化も図るなか、“兼任監督”ならではのコメントで士気を高めている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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