鳥栖の“主将”トーレス、J1残留争いでの激怒した姿に海外注目 「最も温厚な選手が…」
長崎との大一番でキャプテンマークを巻いたトーレス 判定に不満示すシーンも…
サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、4日に行われたJ1第31節のV・ファーレン長崎戦にキャプテンとして先発出場し、1-0の勝利に貢献した。一方、試合中に苛立ちを露わにした姿に海外メディアが注目している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
熾烈な残留争いを演じる最下位の長崎をホームに迎えた大一番で、鳥栖は後半15分に生まれたMF原川力のゴールを守り抜き、勝ち点3を獲得。トーレスは左腕にキャプテンマークを巻き、先発フル出場を果たした。
前線で奮闘するなか、この一戦では普段クールな振る舞いを見せるトーレスには珍しい一面も覗かせた。前半34分にファウルを取られた際には険しい表情で主審に抗議すると、後半26分に今度はトーレスが自陣で転倒させられると怒りを爆発。ファウルした相手に体をぶつけ、顔を近づけて詰め寄った。その3分後には左サイドから仕掛ける場面でブロックに入った相手選手を手で振り払いファウルの判定。直後に足もとのボールを相手ゴール方向に蹴り出すとイエローカードが提示され、この判定にも不満のジェスチャーを示した。
苛立ちを露わにしたトーレスについて、海外メディア「Be Soccer」は「トーレスが激怒し、ショッキングなチャレンジを敢行」と伝え、「世界のサッカー界でも最も温厚な選手の一人と見なされているが、Jリーグファンに棘のある一面を見せた」と説明している。