レアル中井卓大、世代別代表デビュー戦で活躍! 途中出場から5分後にゴールの起点に

待望の代表デビューを果たした中井卓大【写真:Tomoko Yasuda】
待望の代表デビューを果たした中井卓大【写真:Tomoko Yasuda】

U-15オーストリア代表の前半34分から途中出場の中井、ボランチ起用でゴールに関与

 フランス遠征中のU-15日本代表は、現地時間30日に「バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント2018」の初戦でU-15オーストリア代表(40分ハーフ)と対戦し、世代別の日本代表に初選出されたレアル・マドリードの下部組織カデーテA(U-16)所属の15歳MF中井卓大が前半34分から途中出場し、その5分後にいきなりゴールの起点となる活躍を見せた。

 “ピピ”の愛称で知られる中井は、UEFAチャンピオンズリーグで最多13回の優勝を誇る“白い巨人”(レアルの愛称)の下部組織に11歳から加入し、昨年インファンティールA(U-14)からカデーテB(U-15)に昇格。さらに今夏、世界最高峰の逸材がひしめく狭き門を突破し、新シーズンはU-16年代のカデーテAに昇格するなど着実に階段を駆け上がっている。

 今回の遠征で世代別代表に初選出されると、バル・ド・マルヌU-16国際親善トーナメント初戦のU-15オーストリア戦ではベンチスタート。だが前半34分、MF遠山悠希(京都サンガF.C. U-15)の負傷を受けて急きょピッチに立ち、世代別代表デビューを飾った。4-4-2システムを採用しているなか、中井はボランチ起用されると、出場からわずか5分後に輝きを放つ。中井が右サイドでボールキープしてMF豊田晃大(名古屋グランパスU-15)にパス。その豊田からのパスをFW勝島新之助(京都サンガF.C. U-15)が決め、前半を1-0で折り返した。後半に1点を追加した日本が最終的に2-0で勝利した。

 代表デビューから5分後にゴールの起点になる活躍を見せた中井。将来を嘱望される日本の逸材が早くも存在感を放った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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