バルサFWスアレス、クラシコでのハットトリックに自信 「ほぼ毎年ゴールを決めてる」

「僕らはスピードを駆使しながらスペースを作ってレアルを封じたんだ」

 後半は開始5分に失点するも、同30分にカウンターからスペイン代表MFセルジ・ロベルトがゴール前にショートクロスを送ると、スアレスが頭で合わせてこの日2点目。さらに、その8分後にはセルジ・ロベルトのパスに抜け出したスアレスがチップショットでハットトリックを達成した。バルサは後半41分にもチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルがダメ押し弾をマークして、大勝を収めた。

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 スアレスがクラシコに出場したのは、バルセロナに加入した2014年から通算11回を数える。2014-15シーズンの2戦目(2-1)ではリーグ優勝を決める決勝ゴールを決め、翌シーズンにメッシ不在で臨んだアウェーゲーム(4-0)では2得点。2016-17シーズンに1-1のドローで終えたクラシコでもゴールを決め、昨季はホーム&アウェーの両試合でそれぞれ1得点だった。今回の3ゴールを足すと、クラシコで計9得点を挙げている。

 スアレスは試合後、「クラシコではほぼ毎年ゴールを決めているんだ。レアルは後半からかなりプレッシャーをかけてきて、同点のチャンスもあった。でも、僕らは3点目を挙げて、スピードを駆使しながらスペースを作って封じたんだ」と振り返った。

 先制点を決めた際、ユニフォームをめくり、3人の子どもたちがプリントされたTシャツを見せたスアレス。「今週は僕の3人目の子ども(ラウティちゃん)が生まれたんだ。他の2人は今日(の試合に)来たがっていたが、ママとラウティと一緒に家で見ているんだよ」と述べ、1点目はスタンドで観戦できなかった子どもたちに捧げたと話した。

 大一番でのハットトリックは、最愛の家族に後押しして生まれたものだったようだ。

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