ミランのトップ下にメネズ起用が浮上 厳しい本田の立場

トップ下メネズの再テスト案が浮上

「司令塔のポジション。ミハイロビッチが来てから、夏の集合の時には魅力のある試合をしてみせていたが、ジェレミーには司令塔は難しいことが見えてきた。本田はここまでは、一定の水準以上のアグレッシブな活躍を見せることができないでいる。ボナべントゥーラは彼のプレースタイルでプレーしている。攻め込み、サイドチェンジ、ダイナミックな動きがある。しかし、決定的なパスが必要な時にミスが見られる。メネズは中盤とFWの間でクリエイティブなゲームをつくることができるかもしれない」
 故障前に司令塔メネズはテストされたという。魅力的なプレーも見せたが、ミハイロビッチ監督は困難と一度判断したという。だが、本田、ジャコモ・ボナベントゥーラというライバルのパフォーマンスの低調さが、フランス人トップ下の可能性を再燃させたという。
 ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が獲得に執念を見せるパリ・サンジェルマンFWズラタン・イブラヒモビッチがかつて「フランスで最も才能のある選手」と絶賛した気分屋メネズ。2トップの下で定位置確保を目指す本田の最大のライバルとなるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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