スペインはチリと過去10回の対戦歴があり、8勝2分けと1度も負けていない。得点数も25対8と圧倒的だ。ワールドカップ（W杯）では過去に2度対戦しており、1950年ブラジル大会では2-0、2010年南アフリカ大会では2-1で、ともにスペインが勝利している。

　何かの縁か、64年前も今回と同じ1次リーグ第2戦で、会場も同じエスタジオ･ド･マラカナンだった。当時はこの結果を受けてスペインが2連勝、チリが2連敗となり、両国の明暗を分ける重要な試合となった。

　前回大会でも同グループに入り、1次リーグ第3戦で対戦。スペインが2-1で勝利した結果、スペインが1位で、チリが2位で決勝トーナメント進出を決めている。スペイン－チリという2カ国に限った過去の対戦成績で言えば、圧倒的にスペイン有利である。