レアル、来夏の“最優先獲得リスト”作成 アザール、ネイマール、ポグバの最低一人はノルマ

(左から) アザール、ネイマール、ポグバ【写真:Getty Images】
(左から) アザール、ネイマール、ポグバ【写真:Getty Images】

ロナウドが退団、モドリッチにも移籍話が浮上 今夏の大型補強は実現せずに来夏に照準

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)三連覇中のレアル・マドリードは、今夏の移籍市場で失敗した大型補強を来夏に実現するための準備を進めているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

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 レアルはCL三連覇を果たした昨季終了後、ジネディーヌ・ジダン監督が辞任。スペイン代表からフレン・ロペテギ監督を“引き抜き”に成功した。ロペテギ監督がロシア・ワールドカップの開幕2日前に代表指揮官を解任に追い込まれたことで、レアルは悪役となった。

 また、チームのラインナップという意味では、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがイタリア王者ユベントスに電撃移籍、クロアチア代表MFルカ・モドリッチにもインテルへの移籍話が浮上した。モドリッチの引き留めには成功したものの、フロレンティーノ・ペレス会長が予告した「ロナウドの穴を埋めるトップ選手の補強」は実現せずにシーズンがスタートしている。

 そうしたなかで、レアルはすでに今夏に獲得できなかった選手を含めた“最優先獲得リスト”を作成しているという。そこに記載された3人の名前は、チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザール、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマール、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバのようだ。

 アザールとネイマールは、ともにロナウドが抜けた左サイドのアタッカーとして世界でも最高峰の存在にある。また、ポグバはモドリッチの務める中盤で攻守にわたってプレーでき、体格的にも優れたセンターハーフだ。この3人のうちから、少なくとも1人を獲得することを来季に向けたミッションとしているという。

 レアルは今季もCL四連覇を目指した戦いを続けているが、ロナウドの後釜という点では物足りなさはある。剛腕で知られるペレス会長は、どのような交渉を持ちかけてプランを実現していくのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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