G大阪を降格危機から救う? “3戦4発”ファン・ウィジョに韓国紙脱帽「恐ろしい勢い」

ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ【写真:Getty Images】
ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ【写真:Getty Images】

首位広島戦でも決勝ゴール! 韓国代表FWの活躍で暫定13位に浮上

 J1リーグで残留争いの渦中にいるガンバ大阪が、29日の第28節サンフレッチェ広島戦に1-0で勝利した。本拠地での首位相手の一戦で唯一のスコアが生まれたのは後半39分、左CKからFWパトリックが頭で触れて流れたボールを、韓国代表FWファン・ウィジョが右足で押し込み均衡を破った。これでファン・ウィジョは3試合連続ゴールとなり、チームも3年ぶりの4連勝で降格圏を脱出し暫定13位に浮上した。

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 韓国代表FWの活躍を、母国メディアも大きく報じている。

「絶頂のファン・ウィジョ、3試合連続ゴール」(スポーツ紙「MKスポーツ」)
「ファン・ウィジョが再び! 決勝ゴールで広島に1-0で辛勝」(スポーツ紙「イルガンスポーツ」)
「また決めた! ファン・ウィジョ、リーグ13得点目の爆発」(スポーツ総合サイト「スポータルコリア」)

 また、スポーツ紙「スポーツ朝鮮」は「恐ろしい勢いだ。ファン・ウィジョは今季、リーグ23試合で13得点を決めた。特にここ3試合で4ゴールを決める集中力を発揮した。特に目立つのは、得点への効率性だ。彼が最近3試合で決めたゴールは、すべて決勝ゴールという点だ」と報じた。

 さらにこうした活躍ぶりが、韓国代表にも良い影響を与えると同紙は報じている。

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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