ドルトムントのファブレ監督、7発ゴールラッシュを自画自賛 「美しい試合だった」
注目のゲッツェは2試合連続でベンチ外も、攻撃陣が爆発してニュルンベルクに大勝
MF香川真司が所属するドルトムントは現地時間26日のブンデスリーガ第5節、FW久保裕也が加入したニュルンベルクに7-0と圧勝した。ルシアン・ファブレ監督はこの一戦を「美しい試合だった」と表現し、満足感を示した。
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ホームのドルトムントは前半9分にMFヤコブ・ブルーン・ラルセンのゴールで先制し、同32分にはドイツ代表FWマルコ・ロイスが追加点をマーク。2点リードで折り返すと、後半立ち上がりにロイスのアシストからモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが新天地デビュー戦での初ゴールでチーム3点目を奪った。
ドルトムントは攻撃の手を緩めることなく、後半13分にロイスがこの日自身2点目、ドルトムントでの公式戦100ゴール目を挙げてみせる。その後、スイス代表DFマヌエル・アカンジ、MFジェイドン・サンチョ、ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルも続いて相手を粉砕した。後半17分からピッチに立った香川もシュートを2本放つなど意欲的にプレー。対するニュルンベルクの久保も開幕から5戦連続スタメンで後半41分までプレーした。
ドイツメディア「Spox.com」などによると、ファブレ監督は試合後「非常に良い入り方をし、早い段階でゴールを奪った。2-0となってからもなお、前へ前へと攻撃していった。3点目の後、試合は決まったようなものだ。我々にとって素晴らしい試合だった」と会心の勝利を喜んだ。
なお、注目のドイツ代表MFマリオ・ゲッツェはニュルンベルク戦もベンチ外。リーグ戦開幕から3試合連続でベンチ入りしながら出場機会のなかったゲッツェは、前節のホッフェンハイム戦(1-1)ではついにメンバーから外れていた。
ゲッツェに関しては試合前に報道陣から質問が飛んだが、ファブレ監督は「他の選手に対してアンフェアだと思う。これは競技上での決定だ。我々には非常に多くの選手がいる」とコメント。以前と同様、ゲッツェのことばかり尋ねるのは他選手に対してリスペクトに欠けるとの姿勢を崩さなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)