森保ジャパン初陣、スタメン争いの構図は? 「4-4-2」&「3-4-2-1」最新序列

激戦区のサイドハーフは堂安と伊東の争いが熾烈

 ボランチはMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)が軸。DF遠藤航はベルギー1部シント=トロイデンで浦和レッズ時代の最終ラインからボランチに主戦場を移しており、森保監督が求める球際で戦う姿勢にも磨きがかかっている。二番手にはMF三竿健斗(鹿島アントラーズ)、MF天野純(横浜F・マリノス)と続き、後者は4-2-3-1の場合、トップ下にポジションが上がる可能性が高いだろう。

 サイドハーフは最激戦区だ。MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF堂安律(フローニンゲン)、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)の海外組、国内組のMF伊東純也(柏レイソル)といずれもドリブル突破を得意とする選手が並ぶ。伊東は紅白戦で森保ジャパン“第一号”となるゴールを挙げてアピールしたが、大阪に移動後は堂安も調子は上がっていると明かしている。「左の中島、右の堂安」という形も十分に考えられるだろう。FWでもプレー可能なMF南野拓実(ザルツブルク)も候補の一人だが、FW杉本健勇(セレッソ大阪)の離脱でFWの枚数が少ない状況を鑑みると、2トップの一角と考えるのが妥当か。

 FWはJ1リーグで日本人トップタイの11得点を挙げているFW小林悠(川崎フロンターレ)が第一オプションか。FW浅野拓磨(ハノーファー)と南野で争う“相棒”争いは、森保監督の戦術を広島時代に経験しているアドバンテージのある浅野がわずかに優勢だろう。

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