「ビジャvsルーニー」は両雄ともFKで魅せた! アシスト&劇的弾の競演に海外も熱視線

世界トップレベルの舞台で活躍してきた二人のスター選手が、アメリカの地で再会を果たすことになった【写真:Getty Images】
世界トップレベルの舞台で活躍してきた二人のスター選手が、アメリカの地で再会を果たすことになった【写真:Getty Images】

ルーニーがFKでアシスト演出すると、ビジャが終了間際に直接FK弾

 ニューヨーク・シティFCは現地時間8日、MLSでDCユナイテッドとホームで対戦し、1-1と引き分けた。この一戦は、元スペイン代表FWダビド・ビジャと元イングランド代表FWウェイン・ルーニーによるスーパースター同士の対決となり、両雄がFKで試合を動かす展開となった。

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 ビジャは2014年にアトレチコ・マドリードからNYシティに加入し、ルーニーは今夏にエバートンからDCユナイテッドに移籍。世界トップレベルの舞台で活躍してきた二人のスター選手が、アメリカの地で再会を果たすことになった。

 DCユナイテッドの先制点はルーニーから生まれた。後半13分のFKの場面、キッカーを務めたルーニーがゴール前に正確なボールを放り込むと、FWスティーブ・バーンバウムが頭で合わせネットを揺らした。

 ルーニーのアシストにより0-1とされたNYシティは後半41分、ゴールまで約20メートルの距離でFKを得ると、ビジャが起死回生の直接FK弾を決め、土壇場でドローに持ち込んだ。

 世界的ストライカーの競演に海外も注目している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「ビジャの遅れてやってきたゴールがルーニーを打ち消す」と見出しを打って特集すると、ペルーメディア「depor.com」は「あの頃と同じように…ビジャのFKが炸裂」と、バレンシアやバルセロナで活躍した全盛期を彷彿とさせるビジャのゴールを称えている。米情報サイト「VNY」では、「ビジャvsルーニーは痛み分け」と紹介している。

 試合後、NYシティの公式インスタグラムは「リスペクト」と綴り、互いの健闘を称え抱擁を交わすビジャとルーニーの写真を公開していた。注目を集めたスター対決は、両者ともにFKでゴールを演出する魅力的な一戦となったようだ。

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