宇佐美の今季初出場は9月15日の第3節か アウクスブルク監督「あと2週間は必要」
コンディション不良で開幕戦を欠場、ホッフェンハイム戦で復帰か
現地時間25日に行われたドイツ・ブンデスリーガ開幕節のアウクスブルク戦で、1-2と敗れたデュッセルドルフ。この試合に日本代表MF宇佐美貴史の姿はなかったが、指揮官はもともと「あと2週間」と見積もっており、コンディションが整えば9月15日のブンデスリーガ第3節ホッフェンハイム戦が今季初出場となる可能性がある。
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ロシア・ワールドカップ(W杯)に参戦していたため、チームへの合流が遅れた宇佐美だが、新シーズン開幕前のテストマッチでは、FCレムシャイト戦で1得点1アシストをマークし、ベンラート戦でも1ゴールをマーク。コンディションを高めているように見えた。
しかしドイツ地元紙「ザールブリュッカー・ツァイトゥング」はDFBポカール1回戦のコブレンツ戦を前に、「タカシ・ウサミはまだコンディションを取り戻さなくてはならない状況」と分析。結局、新シーズン最初の公式戦で宇佐美はメンバーに入らなかった。
そんな宇佐美については、フリートヘルム・フンケル監督も、まだ本調子に戻っていないと考えているようで、アウクスブルク戦前の会見では「タカ・ウサミはあと、2週間ほど必要だ」とコメント。保有元との一戦には出場しないと明かしていた。
一方で「だが、当初よりずっと良くなっていることは見ていて分かる。ある程度の時間をチーム練習でともにしているし、特別メニューも多くこなしているので当然だが。実際のところ、今の彼は準備中といったところだ」と、コンディションが良くなっていることを明言していた。
フンケル監督の見立てどおりなら、宇佐美は9月の第2週に照準を当てていることになる。ただしこの週はインターナショナルブレイクのため、ブンデスリーガの試合はない。ということは、15日にホームで行われるホッフェンハイム戦が濃厚だ。相手は昨季3位の難敵だが、宇佐美はその時までに心身をフィットさせ、ピッチで期待に応えるパフォーマンスを見せられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)