U-20W杯決勝後、優勝トロフィーとともに撮影　W杯公式が写真投稿で世界中のファンが反応

　ヤングなでしこの愛称を持つU-20日本女子代表が、現地時間24日にフランスで開催されたU-20女子ワールドカップ（Ｗ杯）決勝でスペインを3-1と撃破し、初優勝を飾った。A代表とU-17世代に続く史上初のW杯全カテゴリー制覇の快挙を成し遂げたなか、W杯公式インスタグラムでは、ローアングルから撮影した“ロッカー室歓喜ショット”を公開。優勝トロフィーとともに喜びを爆発させる日本の選手たちの姿に、「ヒロインに感謝」「日本が大好き」との声が上がっている。

　グループリーグ第2戦で0-1と敗れたスペインとのリターンマッチとなった決勝で、日本は苦しみながらも徐々にペースをつかむと、前半38分にMF宮澤ひなた（日テレ・ベレーザ）が約20メートルのミドルシュートを叩き込んで日本が先制した。さらに後半12分には、FW植木理子（ベレーザ）のノールックパスを受けたFW宝田沙織（セレッソ大阪堺レディース）がドリブルで切れ込んで追加点。さらに同20分、エリア内に侵入したMF長野風花（仁川現代製鉄）の右足シュートがゴールに吸い込まれた。その後に1点を返されたものの、日本が3-１で逃げ切り優勝を飾ってる。

　試合後にW杯公式インスタグラムが日本のロッカールームを映した1枚を公開。優勝トロフィーを床に置き、その背後で選手たちが喜びを爆発させているが、ローアングルからのショットがトロフィー越しの選手たちの表情を捉えている。この写真が投稿されると、返信欄には「ヒロインに感謝」「日本が大好き」「アジアの誇りだ」「世界を支配し続ける日本」「最高のチーム」「日本に敬意を表します」など、世界中の人たちから様々な言語でメッセージが届いた。

　その投稿についた「いいね！」は、公開から約15時間で12万件を突破。溶けそうな笑顔を浮かべたヤングなでしこたちは、ピッチ内外でファンを魅了し続けている。