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韓国代表エース、アジア大会で相手労う“勝者の品格”を母国激賞 「聖人級」「マナーも一流」
アジア大会16強でイラン撃破、試合後に見せたFWソン・フンミンの振る舞いに称賛
U-23韓国代表は23日、インドネシアで開催されているアジア大会男子サッカー決勝トーナメント1回戦でU-23イラン代表に2-0と勝利し、8強進出を決めた。グループリーグ初戦後にオーバーエイジ枠で合流したトットナムFWソン・フンミンは、第2戦で途中出場するもマレーシアに敗れて批判の対象となり、自身のSNSがファン同士の罵倒合戦で炎上する被害に遭った。だがイラン戦後、敗退に肩を落とす相手選手を労う紳士的な振る舞いが注目を集め、「マナーも一流」と称賛されている。
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大会連覇を狙う韓国は23歳以下のメンバー編成をベースにソン・フンミンをはじめ、J1ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ、大邱FCのGKチョ・ヒョヌの3人をオーバーエイジ枠で招集。バーレーンとの初戦は6-0と快勝するも、続くマレーシア戦で1-2と惜敗。第1戦を欠場したソン・フンミンはベンチスタートとなり、劣勢のなかで途中出場するも流れを変えられなかった。試合後、母国メディアは一斉に「衝撃の敗戦」と伝え、ソン・フンミンに対する風当たりも高まった。
窮地のなかで迎えた第3戦のキルギス戦では、鬱憤を晴らすかのようにソン・フンミンが決勝ゴールを叩き込んで1-0と勝利し、グループ2位通過。決勝トーナメント1回戦のイラン戦にも先発出場し、2-0の勝利に貢献した。ソン・フンミンにとって、自身の兵役免除が懸かった今大会。金メダルが条件となるなか、イラン撃破で8強へと駒を進め優勝へまた一歩近づいた。