「忘れ去られていたFWが…」 絶好調の浅野を英メディア称賛「目覚ましいスタート」
プレシーズン7試合6得点を挙げ、DFBポカール1回戦では移籍後公式戦初ゴール
今夏ハノーファーに加入した日本代表FW浅野拓磨は、プレシーズンで好パフォーマンスを披露し、25日に開幕戦を迎える新シーズンへの期待が高まっている。アーセナルが保有権を持つ日本の俊足ストライカーに対し、英メディアは「目覚ましいスタート」と熱視線を送っている。
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現地時間19日のDFBポカール1回戦・独3部カールスルーエ戦(6-0)、浅野は後半6分にドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、右足を鋭く振り抜いて移籍後公式戦初ゴールをマークした。
リーグ開幕戦(ブレーメン戦)を25日に控え、ロンドンのサッカーメディア「Football.London」は、「忘れ去られていたFWが公式戦デビューでゴールとPK獲得」と浅野を特集。2016年7月にJ1サンフレッチェ広島からアーセナルへ移籍するも労働ビザを取得できず、2年間はドイツのシュツットガルトでプレー。今年5月に、ハノーファーへの期限付き移籍が決定した経緯を踏まえ、現在の好調ぶりを伝えている。
「これまでのレンタルは、アサノにとっては上手くいったとは言い難いものだった。最初のシーズンはシュツットガルトの昇格を手助けしたものの、昨年は苦しみ、公式戦18試合で1ゴールにとどまった。しかし、今季はハノーファーで目覚ましいスタートを切っており、ウディネーゼやアスレチック・ビルバオなどを相手に結果を出し、プレシーズンで7試合6ゴールを叩き出している。そして、DFBポカールではカールスルーエ戦の勝利にも貢献した」
ロシア・ワールドカップでは最終メンバーから漏れて涙を呑んだ浅野だが、新たな船出は視界良好のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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