浦和DF槙野、通算300試合出場に新たな決意 「やるべき仕事がたくさん残っている」

J1通算300試合出場を達成した浦和DF槙野【写真:Getty Images】
J1通算300試合出場を達成した浦和DF槙野【写真:Getty Images】

清水戦で史上100人目の出場記録達成も、ゴールを許すなど今季ワーストの失点数

 浦和レッズの日本代表DF槙野智章は、19日のJ1リーグ第23節・清水エスパルス戦で史上100人目のJ1通算300試合出場を達成した。メモリアルゲームに1ゴールを決めたものの、2失点にも絡んで3-3の引き分け。ほろ苦い試合を終え、「300というのは小さい数字だと思います」と自らの記録を振り返った。

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 槙野はサンフレッチェ広島時代の2006年12月にデビュー。それから広島でのJ2の戦いやドイツ・ブンデスリーガのケルン移籍もあったが、2012年に移籍加入した浦和での戦いまで合わせて12年目での300試合達成となった。これが100人目の記録であることが報道陣から知らされると、「100人目、そうなんですか? 意外に少ないですね、もっと多いのかと思っていました」と、少し驚いた表情を見せた。

 清水戦の結果は、浦和にとっても槙野にとっても厳しいものだった。前半6分にはFW北川航也に槙野の足の間をワンタッチで通すスルーパスを通されて失点。後半6分にはゴール前に入ってきた相手のフリーキックを、槙野がマークしていたFWドウグラスに押し込まれた。今季の浦和は試合前の時点で17失点とリーグ3位の堅守だったが、この日は3失点。リーグ戦では今季ワーストとなってしまった。

「今シーズン最多の3失点。日頃からJリーグ最少失点を目標にしているので、反省の多い試合だった。今日の問題を修正して戦っていかないと、積み上げてきた攻撃的な守備が崩れてしまう。もう一度、原点に戻って良い守備から良い攻撃というのをテーマに頑張ります」

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