C・ロナウドは「セリエのレッスン受けた」 伊メディアが“守備の国”の洗礼を指摘
キエーボとの開幕戦に先発、際どい一撃放つも初ゴールはお預け
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間18日のセリエA開幕戦キエーボ戦でイタリアデビューを果たした。チームが3-2で勝利した試合にフル出場してノーゴールで終わったロナウドに、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「セリエのレッスンを受けた」と報じている。
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ロナウドは前半こそ2人、3人と囲い込むようにマークを受けて自由なプレーをさせてもらえなかったが、左サイドでボールを受けると反転しながらゴール枠内に飛ばす強烈なシュートも披露。後半に入るとヘディングシュートや左サイドの角度がない位置でのFKで強烈な枠内シュートを放つなど、存在感を示した。
そうした試合展開に、特集では前半の状況を「スペインやイングランドでは起きにくいイタリアならではのもの」としている。
「守備はスペースを消し、武装しているように振る舞い、汚いプレーもする。これはスペインやイングランドとは違う。時間もスペースも与えない。優勝候補に対して素直に対峙することはない。誰もがロナウドと対峙する機会を無駄にしない」
“守備の国”と言われるイタリアでは、リーグ7連覇中のユベントスのような相手と対峙すれば引き分けを奪い取るために守備を固めるのは常套手段だ。その守り方も、クリーンなものばかりでないのが常だ。ロナウドは特に前半、そのセリエ流の守備戦術に持ち味を消されたとしている。