クロップ監督、SNS上の“選手バッシング”を非難 「人のことなんて気にかけてない」

リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】

カリウスやエジルなどSNSで相次ぐ選手への批判に疑問

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は、ソーシャルメディア上での相次ぐ選手への非難に心を痛めているようだ。「私の最も賢明な選択はSNSをやっていないこと」とSNSに対する持論を展開している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

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 リバプールのGKロリス・カリウスは、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で失点に直結するミスを犯したことで批判が集中。この夏のプレシーズンのテストマッチでもミスが続いていることから、メディアやファンからのバッシングが続いている。

 さらに、アーセナルのMFメスト・エジルがドイツ代表引退を決意するきっかけとなったトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領訪問の騒動でも、SNS上では選手を非難するようなコメントが溢れた。

 一連の出来事に対し、クロップ監督はSNSでの好き勝手な物言いに疑問を呈している。自身はSNSをやっていないだけに、それが正しい選択だったと自覚しているという。

「私の人生で最も賢明な選択はソーシャルメディアを使っていないことだ。誰かがソーシャルメディアで私のことを批判していても、それを読まない。みんな好き放題に書けるけど、私がそれに惑わされることはない。私の知らないところで起きていることだ。読まなければ、何も感じない」

 今ではそれぞれにSNSアカウントを持っている選手が大半で、そこでは意図せず批判の声が届くことも少なくない。しかし、SNSをやらないクロップ監督は余計な雑音が耳に入らないという。「彼らは部屋の中でそれ(批判)を書いている。人のことなんて気にかけていない」と、無自覚に批判する人に対して反感を示していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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