「負けてもおかしくなかった」 ベルギー代表主将アザール、黒星覚悟の心境を告白

アザールも日本相手に敗戦を覚悟していたという【写真:Getty Images】
アザールも日本相手に敗戦を覚悟していたという【写真:Getty Images】

2点ビハインドから逆転勝利を収めて安堵「幸運にも準々決勝に進めて嬉しい」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、ベルギー対日本が現地時間7月2日に行われ、激しい点の取り合いの末、後半アディショナルタイムにカウンターから決勝ゴールを奪ったベルギーが3-2で勝利。2大会連続でベスト8へ駒を進めた。一時2点のビハインドを背負ったベルギー代表の主将FWエデン・アザールも敗戦を覚悟していたという。

 試合は後半に大きく動いた。3分にMF原口元気、同7分にMF乾貴士がゴールを奪って日本がリードを奪えば、ベルギーも同24分にDFヤン・ヴェルトンゲン、同29分にMFマルアン・フェライニが連続ゴールで同点とした。

 延長戦突入も見えた後半アディショナルタイム、日本のCKをキャッチしたGKティボー・クルトワのスローイングからカウンターが発動し、MFナセル・シャドリが押し込んで劇的な決勝ゴール。ベスト8に駒を進めたのはベルギーだった。

「今日は幸運にも勝利できて準々決勝に進めて嬉しい」

 プレミアリーグの強豪チェルシーでプレーし、FIFAランキング3位の強豪ベルギーで背番号10を背負うアザールは試合後にホッとした様子でこう語った。

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