西野監督、パラグアイ戦後に徹夜の理由は? 先発メンバー選考で心中告白「良い悩み」

西野監督がコロンビア戦に向けたメンバー選考について言及した【写真:Getty Images】
西野監督がコロンビア戦に向けたメンバー選考について言及した【写真:Getty Images】

パラグアイ戦について西野監督は「予想以上」と評価

 日本代表は現地時間12日、オーストリアで行なわれた国際親善試合パラグアイ戦で4-2と勝利を収め、翌13日にワールドカップ(W杯)の舞台となるロシアへ旅立った。宿舎で取材に応じた西野朗監督は、パラグアイ戦について「予想以上」と評価した一方、19日に迫るW杯グループリーグ初戦のコロンビア戦に向けたメンバー選びについて「良い悩みがこれからできる」と心中を明かしている。

 西野体制の初陣となった5月30日のガーナ戦(0-2)、6月8日のスイス戦(0-2)と連敗を喫して暗雲が漂っていたなか、パラグアイ戦でMF乾貴士が2ゴール、MF香川真司が1ゴール・2アシストの活躍を見せ、重苦しいムードを払拭した。

 西野監督は「いろんな選手を試して、乾、岡崎、香川とコンディションが上がってほしいという選手たちの状態を昨日のゲームで確認できて、予想以上だった」と高い評価を与えている。

 パラグアイ戦後は「ビデオで振り返っていたので、明け方まで……」と徹夜だったという西野監督。初勝利を手にしたものの、「劇的に変えたいということを言ったなかで、されどチームはそうたやすく成長していくものではないと実感している」と冷静沈着だ。

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