乾、西野監督の「重りを外せ」発言に2発で呼応 「決められる自信があった」

ハーフタイムでスパイクも変えて一気に爆発

 さらに後半18分、右サイドのFW武藤嘉紀から中央に入ったグラウンダーのパスをMF香川真司が右足アウトサイドでコースを変え、そこに入ってきた乾が右足インサイドで丁寧に狙ったボールが逆転ゴールになった。乾は「セカンドボールを狙っていたので、上手く真司が触ってくれて、ちょっとコースが甘かったですけど入って逆転できてよかった」と笑顔を覗かせた。

 西野監督は「スパイクも変えて良かったんじゃないですか」と、ハーフタイムの“裏話”を明かしたが、まさに前半と後半で最後の局面での精度はガラッと変わっていた。

 スペインリーグで結果を残した乾にとって、1週間後に初戦コロンビア戦を迎えるW杯は30歳にしての初出場となる。故障を乗り越えたアタッカーは「とにかく難しい戦いというのは分かっているので、本当の戦いは次なので、みんなで調整して入っていきたい」と、眼光鋭く勝負の舞台を見据えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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