ナイジェリア代表ユニフォーム、ファッション性に富んだデザインが話題

　ロシア・ワールドカップ（W杯）に出場する“スーパーイーグルス”ことナイジェリア代表の奇抜デザインのユニフォームが爆発的なヒットを飛ばしている。英公共放送局「BBC」によれば事前に300万着の予約があり、さらに発売日にはロンドンのナイキショップで長蛇の列ができ、即日完売になったという。

　ロシアでナイジェリアが着用するホームユニフォームはそのファッション性に富んだデザインが話題となっていた。

　緑と白をベースとしながら、肩から袖にかけては白と黒のカラーリングに切り替わっている。そしてユニフォーム全体的には“スーパーイーグルス”の愛称にあるように鷲（わし）の羽をイメージしたVの字型の模様が並んでいる。

　2月に英紙「デイリー・ミラー」が特集したロシアW杯のユニフォームランキングでも1位となっていた。母国ナイジェリアはもちろん、英国内でも絶大な支持を集めているようだ。

　売れ行きも絶好調だ。ナイジェリアサッカー連盟によると、このユニフォームは発売前から300万着の予約が入ったという。さらにロンドンのナイキショップで発売された日には朝から長蛇の列ができ、64.95ポンド（約9500円）のシャツは売れ切れになった模様だ。

　BBCでは実際に店頭に並んで購入したファンを取材しているが、「派手でおしゃれ」「グッド・バイブス（いい感じ）だね」「W杯だけじゃなく、今までで最高のキットだ」と絶賛のコメントが相次いだ。

　3大会連続出場となるスーパーイーグルス。過去最高成績はベスト16だが、この爆発的人気のユニフォームを着て躍進を遂げることはできるだろうか。