長谷部誠が西野J“3バック構想”に言及 「自分が前、後ろと入ればオプションも増える」

コミュニケーションの重要性を強調 「一つの方向にまとまるのが必要」

 一方で、今回の招集メンバーでは浦和レッズのDF槙野智章やDF遠藤航のように、クラブでも3バックを日常的にプレーする選手と、鹿島アントラーズのDF昌子源とDF植田直道のように、その経験が多いとは言えない選手が混在する。西野監督が考える3バックと、フランクフルトや浦和の3バックでは細かい守備の約束事が違うことも予想されるため、それをすり合わせるコミュニケーションの必要性を重要視した。

 長谷部は「チームの方向性を最終的に決断するのは監督。そのなかでコミュニケーションを取って意見を出し合って、一つの方向にまとまるのが必要だと思う。こういう組織の中では意見の相違はあるもの。芯となっている勝つことは、みんなが持っている。それがあれば、まとまれると思う」と、西野監督の決断に対して選手たちが一枚岩になることには自信を見せた。

 西野監督はメンバー発表会見で、長谷部をキャプテンに任命したい意向を明らかにしていた。合流初日だけに「まだキャプテンについての話はしていないです」という長谷部だが、本格的に3バックを採用するとなれば、クラブでの経験値に加えて求心力という意味でも、より一層のキーマンということになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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