アトレチコFWトーレス、有終の美に涙のスピーチ「彼らは僕の望む結果を手にできる」
クラブでの最終ゲームで2得点の活躍 試合前には背番号9にちなんだ巨大コレオも登場
アトレチコ・マドリードの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが現地時間20日、自身のクラブラストゲームとなるエイバル戦にキャプテンとして先発出場。2-2の引き分けに終わったが、2ゴールを決めて有終の美を飾った。
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選手入場の際、本拠地ワンダ・メトロポリターノに駆けつけたサポーターはトーレスの背番号9にちなんだ巨大コレオで出迎えた。大歓声のなかでトーレスは味方からのサポートを受けて、ゴールネットを揺らしていく。
0-1と1点ビハインドで迎えた前半42分、カウンターで抜け出したアルゼンチン代表MFアンヘル・コレアがゴール前まで持ち込み、GKを引きつけてから右手を走るトーレスへラストパス。これを受けた“エル・ニーニョ(神の子)”は右足でがら空きになったゴールへ楽々と蹴り込んだ。
そして、後半15分には中央でボールをキープしたスペイン代表FWジエゴ・コスタのスルーパスに反応したトーレスが、正確なボールコントロールからGKの脇を抜くシュートで追加点を奪った。
結果は2-2のドロー。6試合ぶりにゴールを決めたトーレスは公式戦45試合10得点という成績でアトレチコでのラストシーズンを終えた。