94年W杯優勝に貢献のロマ―リオ氏、W杯期間中に“最高の休日”を過ごすように提言

　かつてブラジル代表のエースストライカーとして活躍したロマーリオ氏が、6月にロシアで開幕するワールドカップ（W杯）でセレソンの点取り屋として期待されるFWガブリエル・ジェズス（マンチェスター・シティ）に対し、珍アドバイスを送っている。ブラジルメディア「ランス」のインタビューに応じた。

　ロマーリオ氏はブラジル代表のエースとして君臨し、1994年アメリカW杯では優勝の原動力として活躍した。身長は167センチと大柄ではないものの、正確無比なシュートとゴール前で鋭い嗅覚を発揮した世界的ストライカーは、21歳のジェズスに対して“最高の休日”を過ごようにアドバイスしている。

「彼に勧めたいのは、大会中の休日に十分なセックスをすることだ。そうやって最高の休日をしっかりと過ごすこと。そして、試合の日には最高の集中力でサッカーに臨むんだ。休日の重要性は、彼がすでに認識されているようなプレークオリティーを導くものであり、セレソンにとっても重要だ。ワールドカップには、ゴールを決めるためにいかなければいけない」

　奔放で知られたロマーリオ氏の現役時代を思い出させるような提言は、自身がサッカーに集中する方策だったのかもしれない。ジェズスは、かつての名ストライカーから送られた珍アドバイスをどのように受け止めるのだろうか。