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バルセロナ、フィーゴ氏のレジェンドマッチ出場を拒否 2000年に宿敵へ移籍
クラブ側も公式ツイッターで発表
スペイン王者のバルセロナは、クラブOBの元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏をクラブの“レジェンド”とは認めていないようだ。スペイン地元紙「AS」が報じている。
現地時間6日(日本時間7日)にベルリンで欧州チャンピオンズリーグ決勝バルセロナ対ユベントスが行われる。この試合を前に、欧州サッカー連盟(UEFA)は世界選抜対バルセロナ・ユベントスレジェンズというフレンドリーマッチの開催を計画。その試合に向け、フィーゴ氏はバルサレジェンズの1人としてUEFAから招待されていたが、バルセロナがこれを拒否。UEFAにメンバーから外すよう依頼していたという。
元ポルトガル代表ウインガーは、バルセロナでリーグ連覇や2度の国王杯制覇など多くのタイトルを獲得。2000年にはバロンドールも受賞している。しかし、その年に同氏は宿敵レアル・マドリードへ禁断の移籍を果たす。カンプ・ノウ(バルセロナの本拠地)へ帰還する際には、「カネ目当て」と横断幕を掲げられ、スタンドからはビンやペットボトル等が大量に投げ込まれるなど、裏切り者として扱われていた。
バルセロナは、クラブの公式ツイッターで「UEFAはフィーゴ氏を招待していました。しかし、私たちのリクエストにより、バルサレジェンズの一員としてベルリンの試合には出場しません」と発表している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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