右膝負傷の宮市、ザンクトパウリが帰国発表 海外から熱いエール「君は一人じゃない」
3度目の前十字靭帯断裂が濃厚と報じられるなか、帰国して関節鏡検査を受ける予定
ドイツ2部ザンクトパウリは3日、現地時間4月28日に行われたリザーブチームの公式戦で右膝を負傷した元日本代表FW宮市亮が5月7日に帰国することを発表した。前十字靭帯断裂の可能性が高いとされ、キャリアに大きな影響を及ぼしかねない状況のなか、海外ファンは「すぐに良くなるよ、リョウ」「君は一人じゃない」とエールを送っている。
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宮市はザンクトパウリ加入直後の2015年7月に左膝前十字靭帯を断裂。さらに復帰後の17年6月には右膝前十字靭帯を断裂した。今年3月にピッチに復帰したばかりだったが、4月28日に行われたU-23チームの試合でわずか13分で負傷交代。クラブは右膝前十字靭帯断裂の可能性が高いと発表していた。
最終的な診断は3日の関節鏡検査後に下されると伝えられていたが、ザンクトパウリは同日にクラブ公式ツイッターで宮市の帰国を発表した。
「リョウ・ミヤイチ、トレーナー、メディカルチームとの話し合いの結果、月曜日(5月7日)に日本へ戻ることに応じることになった。関節鏡検査を受け、その週にはさらに多くの処置が必要になるだろう」
7日に帰国して日本で検査を受け、改めて診断結果を待つことになったという。投稿のコメント欄には「すぐによくなるよ、リョウ」「君は偉大なファミリーだ。前を向いて頑張れ!」「YNWA」(You’ll Never Walk Aloneの略。君は一人じゃない。ともに歩んでいこう! の意)と海外ファンからエールが送られた。
ドイツのサッカー情報サイト「フースバル」では、「リョウ・ミヤイチのキャリアの終焉?」とのショッキングな見出しが躍るなど、宮市の故障には海外からも熱視線が送られている。果たして、25歳の快速ウインガーにはどのような運命が待ち受けているのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)