浦和はオリヴェイラ新体制2連敗 GK西川のJ1通算400試合出場を飾れず湘南に力負け

浦和はオリヴェイラ新体制2連敗【写真:Getty Images】
浦和はオリヴェイラ新体制2連敗【写真:Getty Images】

前半30分に湘南MF石川に得点を奪われると、攻撃でも精度と工夫を欠く

 オズワルド・オリヴェイラ監督が就任した浦和レッズが2連敗を喫した。28日のリーグ第11節、湘南ベルマーレをホームに迎えたゲームで浦和は0-1で敗戦。J1残留争いに本格参戦してしまう情勢になりつつある。

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 浦和はGK西川周作がJ1通算400試合出場を達成。期限付き移籍で3シーズンを過ごした古巣対決になるMF山田直輝が今季リーグ戦初スタメンのピッチに立った。その山田は前半18分、カウンターの局面でFW興梠慎三にパスを出すとそのままゴール前にダッシュ。興梠のラストパスにフリーで走り込んだが、この決定機でシュートをGK秋元陽太の正面に蹴ってしまい、先制のチャンスを逸した。

 逆に湘南は前半30分、右サイドのMFミキッチが完全にフリーでパスを受けると中央に正確なマイナスクロスを返し、走り込んだMF石川俊輝が冷静にゴール。湘南が敵地で先制点を挙げてハーフタイムに突入した。

 浦和のオリヴェイラ監督はハーフタイムで山田に代えてMF長澤和輝を投入。中盤の構成を変化させると、後半13分には二枚替えでMF宇賀神友弥とFWアンドリュー・ナバウトをピッチに送り込んで早くも3枚の交代枠を使い切った。浦和の攻撃は多少の活性化を見せ、ボール支配率を高めて湘南を押し込んだ。

 しかし、攻撃の最終局面では精度と工夫を欠いた面が否めず、同点ゴールを奪うには至らず。勝ち点12同士での対戦は湘南が抜け出す形になり、浦和はJ1残留争いに対して本格的に向き合わなければならない状況になった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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