FC東京MF河野、鳥栖への完全移籍を発表! 「環境を変えてチャレンジしたい」と決断

「今回の移籍について、色々な人に相談」と苦悩を打ち明ける

 FC東京は9日、MF河野広貴がサガン鳥栖へ完全移籍することを発表した。契約により2017シーズン中、サガン鳥栖との公式戦は全て出場できない形となる。

 現在27歳の河野は東京ヴェルディ1969ユースからトップチームに昇格し、年代別代表も経験。2007年FIFAU-17ワールドカップ韓国大会にも出場した。12年よりFC東京へ移籍し、今季は8試合に出場していたが、シーズン途中に活躍の場を移すことになった。

 河野は公式サイトを通じてコメントを発表。「まずは、6年前に移籍加入したとき、温かく迎え入れていただき本当にありがとうございました。小平や味スタで、常に支えて励まして下さったことに感謝しています」としながら、「今回の移籍について、心から悩み、色々な人に相談しました」と苦悩を打ち明けている。

 続けて「その中でサッカー選手として、環境を変えてもう一歩チャレンジしたい気持ちが強くなりました。大好きな“東京”から離れる事は苦渋の決断であり、みなさんと別れるのは本当に寂しくもありますが、とにかく頑張ってきます」と、新たな場所でのチャレンジを決断した。

 最後に「ファン・サポーターのみなさんには、『俺のトーキョー』をこれからも愛してもらえればと思います。そして、ほんの少し河野広貴を思い出し、気にかけてもらえたら嬉しいです。今まで、本当にありがとうございました」と感謝の意を示している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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