伊代表24歳レジスタを巡る争奪戦が勃発か 母国名門に加えてバイエルンも獲得に動く

今季のPSGで出場機会が減少傾向のヴェラッティ

 パリ・サンジェルマンのイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティが、ビッグクラブ間で争奪戦の様相を呈しているという。ドイツメディア「スポーツ・ビルト」が報じている。

 ヴェラッティは今季就任したウナイ・エメリ監督の信頼を完全に勝ち取っているとは言い切れず、昨季までに比べれば出場機会が減少傾向にある。さらに今季途中には、同僚DFマルキーニョスの妻が投稿した画像に喫煙姿が写り込み物議も呼んだ。

 しかし、イタリア期待のレジスタには母国を中心に大きな関心が寄せられている。イタリア王者ユベントス、日本代表DF長友佑都が所属するインテルのほか、イタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティ氏が率いるドイツ王者バイエルン・ミュンヘンも獲得レースに参戦したという。

 ヴェラッティの移籍交渉は今冬だけではなく、来夏の移籍市場に持ち越されるとの見通しが報じられている。しかしながら、まだ24歳のヴェラッティは中盤のゲームメーカーとして垂涎の存在だ。果たして、イタリアの次代を担うと期待されているレジスタは、パリでの生活に別れを告げるのか。そして、その行先は母国イタリアかドイツか、去就を巡る報道はさらに熱を帯びていきそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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