英紙がスポーツ史に残る「長期出場停止となった15人」を選出 サッカー界の最長は…

「テレグラフ」紙が特集 8人のサッカー選手が名を連ねる

 スポーツ界に根強く残る薬物に寄るドーピング問題やピッチ上での暴力行為で、長期出場停止を下されることがある。英紙「テレグラフ」は、「スポーツの歴史上、最も長い15の出場停止」と特集している。そのなかに、サッカー界から8選手が名を連ねた。

 真っ先に登場したのはバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレス。記憶に新しい2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)グループリーグのイタリア戦で、DFジョルジョ・キエッリーニに噛み付いたことで、4カ月の出場停止(活動停止)処分と罰金処分を受けた。アヤックスやリバプールでも対戦相手に噛み付きを行い、数試合の出場停止処分を受けており、“常習犯”のスアレスには3回目ということで厳罰が下された。

 しかし、スアレスの上を行く選手も数多く存在する。元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏が率いるラグビー・イングランド代表で主将を務めるディラン・ハートリーは、ラグビー界の“悪童”として知られ、キャリア通算で54週にも渡る出場停止処分を受けている。2007年には対戦相手に目潰し行為を行い約6カ月の出場停止を科された。

 サッカー界では2011年にドーピング検査で陽性反応が出た元コートジボワール代表DFコロ・トゥーレ(セルティック)、荒々しいプレースタイルから“ハードマン”の愛称で親しまれ、自身の激しいプレーを集めたビデオを発売した元ウェールズ代表MFヴィニー・ジョーンズも半年間の出場停止を受けた。

 

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