FC東京と札幌の韓国人選手が一触即発 小突き合いで乱闘寸前…両軍選手が仲裁の事態に

札幌キム・ミンテ、FC東京チャン・ヒョンス【写真:Getty Images & 荒川祐史】
札幌キム・ミンテ、FC東京チャン・ヒョンス【写真:Getty Images & 荒川祐史】

FC東京DFチャン・ヒョンス、札幌DFキム・ミンテがCK直前に手を出して口論

 18日のJ1第12節でFC東京と北海道コンサドーレ札幌が対戦し、DF小川諒也とMF久保建英のゴールで2-0と勝利したFC東京が無敗のまま首位をキープした。この一戦で両クラブの韓国人選手がヒートアップし、乱闘寸前の一触即発ムードに包まれるシーンが起きている。

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 その出来事が起きたのは0-0で迎えた前半40分だった。札幌が左サイドからCKを獲得し、DF福森晃斗がボールをセット。その間、ゴール前で両軍の選手がポジションの取り合いをするなか、FC東京の元韓国代表DFチャン・ヒョンスが左手を伸ばして札幌の韓国人DFキム・ミンテを背後から押すと、これにカッとしたキム・ミンテがすぐさま突き返すと、チャン・ヒョンスが詰め寄って一触即発となった。

 興奮状態の2人はしばらく口論を続けて今にも手を出しそうな事態となったが、両軍の選手たちが間に入って仲裁。徐々に2人の感情も落ち着き始め、最後は冷静に言葉を交わしている。

 両軍の韓国人DF同士が小突き合うシーンも生まれたなか、試合は後半14分にスコアが動く。久保が相手エリア内でドリブル突破を図り、これは阻まれたものの、相手の連係ミスを突いたDF小川諒也がボールを奪取して左足を一閃。ニアサイドを突いたシュートで先制ゴールを奪った。

 さらに同24分、FC東京は自陣からFWディエゴ・オリヴェイラがドリブルで持ち運ぶと、右サイドから走りこんだ久保にパス。DF福森晃斗の股下を通す一撃で2試合連続ゴールを叩き込み、FC東京が2-0と勝利している。

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